文字盤
時計の顔とも言える文字盤について書いていきます。
よく文字盤に付いている汚れを、カメラのレンズの洗浄液で取れるとか、アルコールで取れるとか書いてあるブログがあります。
でも絶対にやるのは止めた方がいいです。確実に汚れ以外に塗装も取れます。運よく取れたとしても年数が経つとそこだけ変色します。
ただできることは次のことだけです。ロディコ(練り消しみたいな物)で優しく触るか触らないかで汚れを取るか、ブロアーで汚れを飛ばすかです。
文字盤は触っただけでも傷がつきます(ミラーダイアルは特に)針を外す時はかなり気を遣います。僕の中では針を抜いたら8割修理が終わったぐらいの気持ちです。初めのころは、剣抜きで文字盤に傷をつけることが多々ありました。でそれを修正しようと何やらかんやらやりましたが、結論はむやみに触らない。これだけです。
またリダン(文字盤書き換え)という方法もありますが、きれいにはなりますが、オリジナルではなくなってしまうというデメリットがありますし、すごく高くつきます。
一回インターのリダンをお願いしたら、30000円ぐらいかかったのを覚えています。本体を買った値段の方が安いくらいでした。
なんかセイコーのxマークが嫌いで、そこを無くしてあとから補修をして、普通に見ても目立たない感じまで仕上げというのを掲示板で見たことがありますが、十中八九嘘だと思います。そんなことができたら神様ですよ(笑)
最後にいいたいのは、某フリマアプリで文字盤が汚れたジャンク品をまあまあ高く買っている方、部品取りにするならいいけど、文字盤修理だしたらものすごい高くつくから気をつけてねといいたいです。
でも実際は、
僕が安く買えないから買わないで(爆)
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